Concept

MAHORA Japan ―雅楽を樂しむ―

MAHORA Japan は、雅楽文化を尊重するとともに、雅楽楽器の奏でる音や楽曲の豊かさに注目し現代の音楽シーンにあたらしい雅楽の楽しみ方を提案しています。

一つには、「雅楽楽器と異分野楽器との即興」をセッション形式で発表する「音楽舎まほら」、もう一つは、古典雅楽を身近な環境で演奏する「雅楽アンサンブル」の活動を紹介しています。

MAHORA Japanは、雅楽文化を身近に楽しめるようなかたちを模索し、次世代へ伝えゆく試みを広げていきたいと考えています。

音楽舎まほら

「奈良春日大社 」 を拠点に活動していた「出口煌玲」ら3名のに雅楽奏者より、さまざまな分野の演奏家と、ジャンルを 超えて新たな音楽の世界を展開する音楽家集団 「音楽舎 まほら」を結成しました。

1997年より、「奈良 手向山八幡宮 」で行っている奉納演奏をはじめ、国内外様々なジャンルのアーティストと共演するなど、幅広い演奏活動を展開しています。古典雅楽の曲をアレンジしたセッションや、インプロヴァイズセッションを行っています。

奈良雅楽アンサンブル

雅楽は現代日本で継承されている伝統芸能のなかでも最も古い歴史を持つ芸能です。そして、その中にはアジア各地の文化がいにしえの香りとともに顔を覗かせています。

『奈良雅楽アンサンブル』 はそんな雅楽に、身近に接してもらおうと古都・奈良を拠点に様々な形での演奏に取り組んでいるグループです。

メンバーは、子供の頃より春日大社の南都楽所に所属し、国の重要無形文化財にも指定されている 『春日若宮おんまつり』 に奉納してきた由利龍示呼びかけにより、新たに集められた若手の雅楽演奏者によって構成されています。

奈良雅楽アンサンブル これまでの実施内容

“雅楽についての講和と演奏“
通常3名の演奏者を派遣し、この音楽及び舞踊文化の成立に影響を及ぼした多様な 民族文化の痕跡、それをまとめる音楽理論及び奏法、楽器の構造及び成り立ち、さらにその伝承手段などを分かりやすく実演を交えながら解説します。
これまでの私たちの公演活動の中からいくつかを抜粋して紹介させていただきます。

“修学旅行生(小・中学生)体験学習”
平成11年度より始めたこの事業、平成16年度現在で170校以上実施。

“大学に於ける公演と演奏”
和洋女子大学、大阪樟蔭女子大学など。

“奈良国立博物館 正倉院展開催 特別講座” (平成15年)

“狂言とのコラボレーション” (平成12年)
茂山あきら師らと約半年間8回に渡り、各回異なった狂言の演目に対し雅楽の演奏によるサウンド効果創造を試み、伝承文化同士の融合によりスケールの大きい芸能創製を目指す。
演目 『抜殻』 『仏師』 『清水』 『磁石』 『末廣がり』 『二九十八』 『地蔵舞』 『栗焼』

“現代曲の雅楽アレンジによる演奏”
曲目 『ふるさと』 『七つの子』 『里の秋』 『夕焼け小やけ』 『鯉のぼり』 『春の小川』 『紅葉』『スカボロ・フェア』 『アメージング・グレース』 『イマジン』 『新世界』 他

“サッカーW杯交流イベント” (平成14年)
演目 チュニジアのマルーフ 『パシュラフ・サマイ・アスパイン』 を雅楽アレンジ。
“マルーフ” とはチュニジアの伝統芸能、アラブ人がスペインを支配していた頃の豊かな文化、アラブ=アンダルシアの生んだを芸術音楽を指す言葉です。曲名 『軽太子(けいたいし)』 別名 カルタゴ

“様々なジャンルを越えた新たな試みとしての演奏”
インドネシアのガムラン、インドのシタール、南米やアフリカのパーカッションなど、ジャンルを越えてそれぞれの楽器の特性を最大限引き出しながら、一つの調和された音を創る。

など。